2017年08月07日

第11回相模原臨床アレルギーセミナー

先週後半からクリニックはお休みをさせて頂き、「相模原臨床アレルギーセミナー」に参加してきました。(患者様にはご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。)

数年前に参加して、今回で2回目です。内容に大きな変化がなかった点は少し残念でしたが、得るものはたくさんありました。

特にアレルギーコンポーネント(卵アレルギーにおける「オボムコイド」や小麦アレルギーにおける「ω−5グリアジン」・大豆アレルギーにおける「Gly m 4」など、食物のどの特定の蛋白にアレルギーを持っているか)についてのセッションが興味深く、今後コンポーネントの保険適応がさらに広がることで、正確な診断に基づいた適切な対応・治療ができる様になることが期待されます。
また食物アレルギーだけではなく、多種の花粉に対して検査陽性となる患者さんにおいても保険適応が増えれば正確に診断していけるようになります。

これからの展開が非常に楽しみです。
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posted by スタッフ at 15:49| 学術集会・セミナー